1960年代末～70年代に驚異的な売上を誇った「原 荘介・編／ギターでうたうフォークソング ひき語りでいこう」シリーズが、30年の時を経て復刻版として蘇りました。

当時はフォーク・ブームに湧き、若者ならギターの1本は必ず手にしていた時代。そのギターを片手に「ひき語りでいこう」を広げ、青春の歌をひき語る若者が、今では想像もつかないほどたくさんいました。
その当時出版されていた9巻立ての「ギターでうたうフォークソング ひき語りでいこう」（各80頁）シリーズと、それらをまとめた4巻立ての「ダイジェスト版 ひき語りでいこう」（各208頁）シリーズを原本に、今回、当時人気の高かった曲をピックアップし、バラエティ豊かな選曲で各128頁、3巻立てにまとめました。また、数曲ですが当時掲載されていなかった最近のスタンダードな名曲も各曲集に加えています。
編者の原 荘介氏はギターひき語りの第一人者で、現在も根強いファンが多く、ステージ演奏や後進の指導に当たるなど、精力的な活動をされています。
昨今「団塊の世代」というキーワードがあらゆるメディアに躍り、当時の「ひき語りでいこう」ファン＝団塊の世代ユーザーからの『復刊を望む声』が多く寄せられるようになりました。満を持して、新たな編纂による「復刻版 ひき語りでいこう」をお届けします。
【曲目】
あやつり人形／いい日旅立ち／『いちご白書』をもう一度／いつかある日／五木の子守唄（正調／熊田為宏･採譜）／五木の子守唄（流行歌）／五木の子守唄（正調／服部龍太郎･採譜）／いとしのエリー／海は恋してる／想い出のバラ／想い出まくら／街灯／帰らざる河／影を慕いて／黄色いカラス／季節の中で／君といつまでも／今日の日はさようなら／銀座の雀／グリーンスリーブス／恋／荒城の月／心もよう／ゴンドラの唄／酒は涙か溜息か／さとうきび畑／サルビアの花／シェリト リンド／叱られて／精霊流し／燭光のサンバ／知床旅情／白い色は恋人の色／千の風になって／空に星があるように／ダニー・ボーイ／爪／時には母のない子のように／どれほど時を越えたなら／22才の別れ／野に咲く花のように／花／浜千鳥／浜辺の歌／春の日の花と輝く／悲惨な戦争／フィーリング／プカプカ／ふれあい／マイ・ウェイ／水色のワルツ／暗路／雪が降る／雪の降るまちを／ラ・アマカ／ロミオとジュリエット（青春とは何か）／わかって下さい／別れのサンバ／全58曲