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孤軍 秋吉敏子 その人生と作品

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判型/頁
四六判/272頁
JAN
4511005053664
ISBN
ISBN978-4-11-880221-3
発売日
2005.08.01

ジャズピアニスト・作曲家・編曲家として、半世紀に渡ってアメリカで活躍し続けた秋吉敏子の半生と作品を綴った一冊です。
前半部分は秋吉のその人生にスポットを当て、姉・秋吉美代子氏やデビュー当時のプロデューサーである石原康行氏へのインタビューを元に、満州、日本、ニューヨーク、ロスアンジェルス、そして現在に分け、バド・パウエル、オスカー・ピーターソン、チャールス・ミンガスといったビッグ・ミュージシャンとの交流や、全米デビューのきっかけ、母親とミュージシャンとの両立など、現在に至るまでの色々なエピソードを織り交ぜて紹介しています。また、一般には公表されていない、ジャズ評論家である故・油井正一氏の『秋吉敏子研究』からも貴重な資料を多数収録。
後半は秋吉敏子の今までの作品を、完全ディスコグラフィ(ジャケット写真、収録曲、演奏者、録音日時・場所などの全記録。英語でも併記。秋吉名義以外のレコード・CDも収録)、秋吉作曲の全作品リスト(収録アルバムをすべて網羅。未収録の曲も掲載!)、メインワークス‐秋吉主要作品紹介(秋吉自身による解説もあり)、ピアニスト秋吉敏子(ピアノ・アルバムを年代別の奏法などで分析)に分けて紹介・解説しています