黛がフランス留学(1951~52)から帰国後に、師匠である伊福部昭のアジア主義やフランス現代のメシアン、ジョリヴェのプリミティヴ主義に目を向けて、日本や東南アジア由来の音や民謡、土俗的なオスティナートリズムを使って、ジャズや現代音楽との融合を試みた1950年の作品です。
1951年フランクフルトでの第25回国際現代音楽祭(ISCM)に入選してその名を世界的に知らしめた作品です。タイトルの意味は「楔形文字」。パート譜は全音のレンタル扱いです。
楽器編成:フルート、アルト・サックス、マリンバ、ヴァイオリン、チェロ、4手のピアノおよび声楽(ソプラノ)

デジタル版 黛 敏郎:スフェノグラム
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