コルトーは全15曲あるリストの「ハンガリー狂詩曲」のうち、第2、6、9、10、11、12、13の7曲を取り上げており、この第10番は1840年から50年にかけて作曲されたものです。曲は「前奏」と「チャルダッシュ」から成り、おびただしいトリルの用法、鮮やかな和音の打奏、運指の代用として与えられたグリッサンド等の特徴を備えた作品です。
収載曲
10eme Rapsodie Hongroise E-dur
- 作曲者:
- リスト,フランツ
- Liszt,Franz
10eme Rapsodie Hongroise E-dur