東京混声合唱団委嘱作品。初演、2003年東京混声合唱団・第188回定期演奏会。
昨年6月に発行された混声合唱とピアノのための「大岡 信の二つの詩」に次ぐ二作目の合唱作品「光の庭」は合唱にヴァイオリンとピアノが対等に絡んでいくコンチェルタンテ風な作品です。 「『光の庭』は、存在し、かつ存在しえないある特異な心象空間の輪郭を、「庭」のイメージで捉え、そこで起きる、かつ起きえない出来事をいくつかの断章によって描写しようとした作品です。」(松浦寿輝)。 1曲目の「門」から終わりの「出口」までを詩と曲が見事に表現されています。特に3曲目では、クロタル(アンティーク・シンバル)が用いられており、より「光の庭」の響きを高めています。合唱ライブラリー
野平一郎:混声合唱、ヴァイオリン、ピアノのための「光の庭」
JPY: 2,200 yen
- 数量: