阪神大震災10年目の追悼として2005年1月神戸中央合唱団による委嘱初演。
テキストは日本の古代歌謡を主にラテン語のミサ典礼文がわずかに用いられており、作曲者の想い描いた日本的レクイエムです。人間の深い悲しみに秘めた神秘的な情感を、一音一音に注がれたその響きは、ふたたび命を灯すような温かみを感じます。「この曲がわたしたちと、わたしたちを取り巻く森羅万象の交感の中に響く、魂の賛歌となることを願っている。」──千原英喜。全5曲。
視聴 『III 相聞』(大阪コレギウムムジクム)収載曲
合唱ライブラリー
千原英喜:混声合唱のための「レクイエム」
JPY: 1,700 yen
- 数量: