こちらは全音ポケットスコアです。

商品のサイズは、A5判　210mm×148mmです。

1936年にわずか半年余りで書き上げられたハチャトゥリャンの代表作の一つで、ヴァイオリンのための協奏曲と並び、多くのヴィルトゥオーゾ達によってたびたび演奏されてきました。作曲の翌年7月、ロシアの代表的なピアニスト、レフ・オボーリンの独奏によって初演された後、アメリカでも名手ウィリアム・カペル等によって各地で演奏され、また作曲家S. バーバーから賞賛されるなど、国内外で成功を収めました。第2楽章で、フレクサトーンという特殊な打楽器に主題を演奏させるなど、アルメニア人ハチャトゥリャンの個性に彩られた独創的なコンチェルトで、その独特な味わいのメロディーや様式について解説者の大輪氏が解りやすく分析し、解説しています。本書のスコアは、1982年にモスクワの国立音楽出版社から出版されたハチャトゥリャン全集第15巻に拠っています。オーケストラのマテリアルは全音のレンタルです。

収載曲